クルクミン・ピペリンとは何か?

 なぜクルクミンは過敏性腸症候群(IBS)に効果が期待出来るのか?

クルクミン(ターメリック・ウコンの主成分)がIBSに効果が期待できる理由は、 

①腸の炎症を抑える
②腸内細菌を整える
③脳腸相関を改善する
④痛覚過敏を抑える
⑤腸の神経伝達物質(5-HT・VIP・SP)を正常化する

という複数の科学的根拠があるためです。

特に注目すべきは、クルクミンの強力な抗炎症・抗酸化作用と、腸内環境や腸の運動パターンを正常化する多角的なアプローチにあります。

また、クルクミンは、腸の筋肉の収縮に関わるシグナル伝達経路に作用する可能性が報告されています。下痢のときには、腸が激しく動きすぎるのを抑制し、便の移動スピードを正常にします。便秘のときは、逆に、低下してしまった腸の動きを適度に活性化させます。このように、下痢と便秘のどちらの運動異常にもアプローチできるのが強みです。。


ピペリンの働きは?

ピペリン(黒コショウの辛み成分)をクルクミンと一緒に摂取すると、クルクミンの最大の弱点である「吸収率の悪さ」を劇的に改善し、体内での効果を大幅に高める働きをします。クルクミンはそのまま摂取してもほとんど吸収されません。ただ、複数の研究において、ピペリンをわずかに加えるだけで、クルクミンの吸収率が最大20倍に跳ね上がることが実証されています。


IBS以外でクルクミン&ピペリンで期待出来る効果

クルクミン&プペリンはIBS以外にも “科学的に期待できる作用” が複数あります。 

①抗炎症
②抗酸化
③脳機能改善
④関節痛・筋肉痛の軽減
⑤脂肪肝改善
⑥心血管系の保護
⑦皮膚の炎症改善

など全身に幅広く作用します。

IBSは「炎症・痛覚過敏・脳腸相関」が絡む疾患ですが、クルクミン+ピペリンはその根本メカニズムに作用するため、他の領域でも効果が期待されます。


クルクミン&ピペリンをとるべきでない人

クルクミン&ピペリンは多くの人にとって安全性が高い天然成分ですが、「摂取を避けるべき、または医師相談が必要」です

①医薬品を服用中の人
②妊娠・授乳中
肝疾患・胆道疾患のある方
④胃炎・逆流性食道炎が重度の人
⑤スパイスアレルギー体質
⑥手術前後の人

ピペリンが“吸収率を爆上げする”性質を持つため、 他の薬まで強く効きすぎる可能性があるため注意が必要です。